2015年2月25日水曜日

【受験生応援】必勝!合格祈願 ~受験生のために神社巡りへ~ 

 受験生の皆さん、センター試験の結果はどうだっただろうか。満足した人、実力を出し切れなかった人、様々だろう。かくいう筆者も、かつてはセンター地学で撃沈した一人である。東北大合格は難しいと思っていた筆者が受かった理由の一つは運だ。直前に勉強していたところが出題され、苦手な数学で点が取れたのは、センター試験前から神社にお賽銭を納め続けたおかげだと分析した。
読者の中には「運なんて必要ない。自分の力で合格を勝ち取るのだ」という猛者もいるだろう。だが運を味方につけて損はない。むしろ助けられることもあろう。しかしこの記事を読んでいるころは2次試験直前。食事の時間も惜しんで勉強していることだろう。そこで報道部では、試験前の受験生の代わりに、神社を回って合格を祈願する2次試験受験生護衛作戦を立案し、実行した。仙台市内5か所の神社や寺を部員2人で、すべて歩いて(ここ重要)合格祈願を実施した。

 まず訪れたのは亀岡八幡宮。本学に合格したいならば、知っておくべき神社の1つだろう。川内キャンパスにほど近く、地元の高校生もよく訪れるこの神社の前には、非常に長い階段がある。これを上りきることで神様もその努力を認めてくれるのだろう。ただ、元山岳部員だった筆者ですら辛く、登り切ったころには肩で息をしなければならないほどであった。かなり急な角度の階段なので、今後登る機会があったなら、十分気を付けよう。
 次に訪れたのは、国宝でもある大崎八幡宮だ。宮城県内での認知度は一、二を争い、正月には多くの人が訪れる。この神社は歴代仙台藩主から篤い信仰を集め、現在でも参拝する人は少なくない。社務所では合格鉛筆や合格守を受けることができる。受験生のために買おうと思ったのだが、非常に長い行列ができていた。そのためやむを得ず我々は転進し、次の目的地へ向かうことにした(諦めたわけではないのです。戦略的撤退なのです)。
 その後は仙台地方裁判所に近い仙台大神宮、クリスロードにある三瀧山不動院で祈願した。そして最後に訪れたのは、学問の神様である菅原道真公を祀った榴岡天満宮だ。この記事を読んでいる人の中には、榴岡天満宮へお参りした人がいただろう。我々がお参りした時にも、道真公の力を借りようと、多くの高校生が熱心に手を合わせていた。仙台駅から少し歩くが、試験初日の後に訪れても良いだろう。
 朝10時に作戦を開始した我々が部室に帰還したのは午後5時。7時間にわたる出撃により部員は疲労困憊。携帯電話の万歩計は2万4000歩を示し、移動距離は約14㎞にもなった。なお、5か所でのお賽銭計2000円により、筆者が欲しかった本(脳コ〇最新刊)が買えなくなってしまったことは、また別の話。報道部に入部すれば話してあげよう。
 この記事を読んでいる受験生の皆さん、今どのような気持ちでいるだろうか。受験を前に、緊張して当たり前である。隣に座っている賢そうな人も、緊張でガチガチだ。悔いのない受験をしてほしい。我々の願いが届いて、諸君らが無事に東北大学の門をくぐることを祈る。

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