2015年2月25日水曜日

センター試験解いてみた2015


 受験生諸君、この受験生応援号を受け取ってくれてありがとう。部員一同、君の努力が花咲くことを願っている。
 ところで、我々部員も1年前ないし2年前に入試を受けた。受験生の時、筆者は規則正しい学習習慣をもった真人間だったが、合格後一転、怠惰な生活を送る典型的大学生へとなってしまった。部室では麻雀をして日付が変わるのを待ち、家に帰ればアニメを見ながらゲームをする。勉強する時間なんて講義の間だけだ。筆者はすでに、4月に入学したときの仮面浪人してみようという意識を失っていた。しかし、受験シーズンの到来により筆者の内に秘められた受験戦士の封印が解かれた。

 今年のセンター試験はどんな奇問、珍問が待ち受けているのかワクワクしながら試験問題を開く。小説文のネタは何かなと眺めた国語の文章、しかし私たちを驚かせたのはクソリプを取り上げる評論文。そのインパクトのせいか、小説文の愛石家の話なんてほとんど頭に残ることは無かった。続いて英語、また新傾向かと言いたくなる新しい形式の問題。数学ⅡBでは時間配分に失敗し痛恨の痛手、やはりセンターは甘くない。
 全ての教科を解き終わり筆者は合計点を計算した。去年より28点も点数が良く、記事の主旨「勉強しないから点数下がった」を完全に台無しにする結果を出してしまった。これでは勉強しなくてもセンターの点数は取れるという間違った話を流布しかねない。弁明として、使っていない理系科目の点数は軒並み下がる結果になったと付け加えておこう。全然読めなかった古文では運の力により進撃をするかの如く点を取り、英語が思ったよりすらすら読めただけなのだ。
 他の部員の結果を見てみよう。まず驚くべきはフライゴン。氏で、8科目を解き理系文系ともに受験できそうな点数、自身の属する文学部では合格率50%ラインを超える結果であった。これが真の東北大生の力なのか……。それに続く天の声氏、受験から一年たったと思えない安定的な点数を全教科で取り、バ○ザイシステムでは自身の属する工学部でD判定。最後はみかん妖怪氏だが、解答者の中で唯一の2年生にも関わらず合計点は最も低かった。
 報道部内でセンターを解いたメンバーが特殊なのかどうか分からないが、東北大生ならば勉強しなくてもセンター試験で75%の点数を取れる者も多くいるようだ。筆者はこの事実を真に受け止め、自分の点数が上がったとは言えまだ低い点ということを反省しなければならない。新しく迎える新入生に恥ずかしくない姿の先輩を演じるために、少しは勉学に励もうと思う。

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